呑んべんだらり

三度の飯と酒が好き

2泊3日の高松旅行振り返り

先月、高松旅行へ行ってきた。 小学生か中学生の頃に、家族旅行で金比羅さんにお参りに行った覚え(正しく言うと階段で死んだ覚え)はあるのだが、いかんせん子供の頃の話なのでうどんを食べたのかどうかすらあやふやだ。

四国には常々行きたいな~と思っていたところに、普段旅行にほぼ行かない友人が高松旅行が楽しかったと嬉々として報告してくれて、何とその後一人で再訪までしたのだという。 そんなに良いのなら私も行ってみようかな~というと、友人は自身にとって3度目の来訪になるにも関わらず一緒に行こうと言ってくれたので、今回の旅行と相成った。

友人は京都に住んでいるので現地集合。旅程は土日。 東京からだと飛行機が一番楽なので、早速ジェットスターの予約サイトを見てみると、何だか時間が微妙なものばかりだった。 これなら金曜の夜に飛んで一人で前泊した方がいいな~と思い、金曜夜のチケットを予約。 すると、友達から「職場の先輩が日曜に有休を取っていたので日曜が休めない!金土か別の土日に変更出来る?」と連絡が。 どうやらいつも金曜にしか休みを取らない先輩が、折悪しく日曜に休みを取っていたらしい。 そこで飛行機の予約をしてしまった事を話すと、友人は始業が午後からなので、一緒に金曜から日曜まで止まって日曜のチェックアウト後にそのまま帰る、と言ってくれた。ありがたい。 そんな訳で、1泊2日の予定が2泊3日に変更となった。

一日目

一日目と言っても、それぞれ高松には夜到着だったので、全く観光はせずホテル周辺でご飯を食べるだけ。 飛行機はほぼ定時に出発し、20時頃高松空港に到着。 久々に成田空港に行ったが、過去の記憶の数倍遠かった……ターミナル3だったから余計に。

ホテルは瓦町にあるエクストールイン高松高松駅から徒歩圏内にあって、値段もそこそこで朝食付きで口コミも良かったからここにしたんだけど、想像以上に良いホテルだったし、実際に高松に行ってみたら場所があまりにも便利すぎてびっくりした。 先にチェックインしていた友達と無事合流し、前もって目星をつけていたお店へ。 ……とウキウキで出かけたら、ホテルの駐車場で「餃子食べに行こうや!」と謎の男に声を掛けられる。 驚きすぎて咄嗟に言葉が出ず、「いや餃子の気分じゃないので」と微妙な返しをすると「そっか~じゃあ何の気分?」と追い打ちを掛けられる。 「何の気分でもない」と答えたら流石に諦めたのか「じゃあまた!」とどこかへ去っていった。 おそらく同じホテルの宿泊者なので、またかち合ったら嫌だな~と思っていたのだが、この後この餃子マンに遭遇する事は無かった。

気を取り直して近所のお店へ。人気店らしくほぼ満席だったが、奇跡的にテーブルが一つだけ空いていたので待ち無しで席に通していただく。

おひさんにしにし

QRコードで注文をするタイプのお店なので、忙しそうな店員さんを呼び止めずに済むのがありがたい。

魚の南蛮漬け。いわしかな?4尾くらいあって見た目より量がある。 淡白な魚の身にさっぱりとした甘酢がしみこんだ衣の油、相性が良すぎる。

カツオの刺身。 カツオと言えばご近所高知の名物だが、高松にも高知料理のお店がちょこちょこ見受けられた。 びっくりするほど肉厚でしっかりと旨味があり、居酒屋さんで食べられる刺身としてはかなりの高レベル。

せせりの塩焼き。 せせりは私の大好物。メニューにせせりの文字を見つけたら9割の確率で頼んでしまう。ジューシーで脂が乗っているのに食感はひきしまっていて弾力がある。噛めば噛むほど美味しい。 何という良いとこどりの部位なのか。

ポテトのチーズ焼き。 こういうのが良いんだよ!と大声で拍手したくなる、豪快で見た目と味が直結していて素直に美味しい料理。 チーズの焦げたところ、最高なんだよな。

この他に肉じゃがも頼もうとしたんだけど、品切れで頼めず。 ホテルに帰ってから飲むか~という事でお会計したんだけど、2人で3杯か4杯くらいずつ飲んで5,500円弱だったので目玉が飛び出た。 普段飲みに行くと一人で7,000円くらいになるので、2人でそれ以下!?間違ってない!?と計算し直した。 近所にあったら絶対通っている。

コンビニに寄ってからホテルに戻り、大浴場を堪能して部屋飲みへ。

友達が持ってきてくれた、花びらが入っているワイン。 重かっただろうにありがとう!ほんのり甘くてさっぱりと飲みやすかった。

気付いたら午前3時半を過ぎており、慌てて就寝。

二日目

朝6時半に起床。10分くらいウダウダした後、大浴場へ。 家では朝風呂なんて昨晩風呂に入り損ねた時くらいしか入らないのに、旅行に行くとどんなに朝が辛くても絶対にお風呂に入る(大浴場がある場合に限る)。 ほぼ貸し切りで入れてゆったりした後、そのまま朝食会場へ。 友人は朝が弱い上に食も細く、朝食はいつも食べないので一人で朝食を取る。 久々にホテルの朝食ビュッフェをいただいたが、どれもすご~く美味しかった!!! さつまいもの甘露煮、きんぴら、小松菜のお浸し、マカロニサラダ、サバの塩焼き、塩焼きそば、ミートボール、スクランブルエッグ、カレー、味噌汁、ソーセージ……少しずつ全部食べた。 ホテルのとろっとろスクランブルエッグ、なんであんなに美味しいんだろう。 パンも4種類くらいあって全部食べたのだけど、明太子チーズと紅茶のクロワッサンの2つが特にお気に入り。

部屋に戻って満腹の状態で2度寝。友達と9時半くらいに起きてロビーにコーヒーを取りに行き、眠いよ~辛いよ~と言いながら支度。 ホテルから徒歩で行ける範囲のうどん有名店へ。

手打十段 うどんバカ一代

ここは釜玉バターうどんが有名で、高松によく行く知人や香川の酒蔵の方にお勧めされたのと、友人も気になりつつ行った事が無かったそうなので満を持して向かう。 20~30人程並んでいたが、うどんなら回転も早いだろうしお店もそれなりの広さがあるようだったので、気楽に列に加わった。 途中、前に並んでいたお姉さんから「現金会計だって知らなかったので、コンビニでお金を下ろしたいのだが順番を確保してもらえないか」と打診があり、快くOK。 美味しいものを食べる為に行動している人は全力で応援する所存。

予想通りそこまで時間がかからず(多分30分弱くらい)、店の中へ。 年配の男性が注文を聞き、厨房で沢山の女性たちがうどんを茹でている。 他のお客さんが食べているうどんを見ると、中でもかなり量が多そうだったので釜玉バターの小を注文。 レジまでの間に色んな天ぷらが並べられており、ついつい色々取ってしまう。

天かすは自由に取っていいやつ。

結局天ぷらは4つ取った。 玉子、とり天、たけのこ、イイダコ。 たけのことイイダコは珍しいのでつい……画像だと分かりにくいが、天ぷらの山みたいになっていてどちらがメインか分からない量。

うどんは和風カルボナーラみたいな感じで、時間が経つと熱々のうどんの熱で玉子の黄身が固まっていき、よりコクが出て美味しかった。 うどんはいかにも手打ちらしい、太さにばらつきがあるもので讃岐ならではの強いコシ。 今回は名物を頼んだが、再訪する機会があればシンプルなかけなどで味わってみたい。

天ぷらはどれも大きくて美味しいかった。 イイダコは丸々揚がっているし、たけのこはよくある短冊切りではなく輪切り。私の手くらいの大きさで、とり天もしかり。 お腹がはち切れそうになりつつもプライドにかけて完食。

その後は高松港に向かうことに。 途中、気になるアイス屋さんを見つけて入ってみた。

https://icebistrohirai.jp/

生チョコと、ピスタチオやストロベリーなど色んな味のチョコレートを4つ購入。 ……したと思っていたのだが、なんとチョコレートではなくアイスだった。ピノ的な、チョコの中にアイスが入っているやつね。 帰りの空港で食べようと思ったら

生き物が誕生する前の生命のスープみたいになっていた。 ほんのちょっと舐める程度に口をつけたが、ピスタチオの濃厚な香りとストロベリーの甘酸っぱさが感じられて、これ絶対絶対美味しかっただろうな~~~~!!!と頭を抱えた。 無事持ち帰られた生チョコもすごく美味しかったし、紙コップにいっぱい入って280円という信じがたい安さだったので、高松に行ったら絶対再訪する。

そんな寄り道をしつつ、高松港へ。

ウッドデッキが続いていたり、ベンチやテーブルでゆっくり出来る場所があったりととても綺麗に整備されている。 高松港にある、友人おススメのカフェレストランへ。

https://www.mikayla.jp/

テラス席に行きたかったが、雨の予報なので室内のみだった。 お腹がパンパンだったので、ランチを食べる余裕はなくカフェ利用に。

和三盆のプリンかチーズケーキで迷いに迷い、最終的にプリンに決めたら売り切れだった。 チーズケーキは私の大好きな濃厚ずっしりタイプだったので、ゆっくり味わっていただく。

お店を出た後、せっかくなので船に乗るか~という話に。 友人が前回乗れなかった赤いフェリーに乗りたいと言っていて、私はあるYoutuberさんが行っていた鬼ヶ島(女木島)に行きたいと思っていたのだが、赤いフェリーの行先がちょうど女木島だったのでウキウキで乗船。

縞々が可愛い。 この日は予報では雨だったのだが、夜までギリギリ曇りで持ちこたえてくれたので良かった。

鬼ヶ島には鬼がいたという洞窟があるのだが、その方向を道すがら鬼が指差しで教えてくれている。 徒歩だと30分以上かかるみたいで、バスも出ているが港についてからお手洗いに行ったりしていたら最終バスが出てしまっていたので諦めた。

めっちゃ可愛いイラストのマップ。 鬼めちゃめちゃ島暮らしを楽しんでる。

鬼の像、ちゃんと顔が違っていて良い。 全部でいくつあるんだろう?

停泊所から帆が見えていたのでヨットか何かかと思ったら…

なんとピアノだった。

しかもかなり精密に作られている。流石に弾けはしない。 20世紀の回想という題目の作品だった。

謎のモアイもいる。

停泊所にいた猫ちゃんがめちゃくちゃ懐っこくて、顎をひたすら撫でていたら着ていたワンピースの裾に堂々と乗っかられて笑った。

鬼の根城には行けなかったものの、女木島を堪能して高松港へ戻る。 二人ともお腹は減っていなかったのでとりあえずホテルに戻ったが、せっかくなのでうどんくらいなら食べられるだろうし行くか~とホテル近くのお店へ。

https://tabelog.com/kagawa/A3701/A370101/37000046/

香川県の酒蔵さんから聞いたおススメのお店。 カレーうどんが美味しいらしいので、カレーうどんを注文。

カレーうどん、中々お店で食べる機会って無いけどめちゃくちゃ美味しい…カレーが私好みの甘すぎなくてトロみが強くて出汁が効いている味。 食べている内にちょっとお腹が減ってきたのでさきいかの天ぷらとかセロリの浅漬けとかおつまみもちょこちょこ頼みつつ、お酒も3杯くらい飲んだ。人間の体ってすごい。 そしてこの日もホテルで飲もうぜ~となって、コンビニに寄って帰る。 しかもコンビニで買った分では足りなくて、生まれて初めてホテルの自販機でお酒を買った。 何だかんだで3時半頃に就寝。その時楽しいと先の事考えられなくなるのは何歳になっても治らない。

三日目

最終日。この日も頑張って7時前に起き、朝風呂の後朝食会場へ。 さつまいもの甘露煮がかぼちゃの煮物になっていたり、少し顔ぶれが変わってはいるものの、昨日とほぼ同じ内容。 昨晩のカレーうどんが美味しかったので、昨日は食べなかったうどんを自分で適量ゆがき、カレーをかけて食べてみた。 ……お店で昨晩食べたカレーうどんに勝るとも劣らない美味しさ。 昨日も朝食のカレー美味しいなと思ってはいたが、うどんにかけた方が美味しい気がする。

チェックアウトの時間ぎりぎりまで眠いよ~帰りたくないよ~とウダウダしながら過ごし、10時にチェックアウト。 瓦町の駅まで友達を送り、さてこの後どうするかなと思案する。

朝食をたらふく食べたので朝うどんをする余力は無いし、何より眠い。 とりあえず高松港の方へ向かい、高松シンボルタワーに上ってみる。

展望台は誰でも入れるようになっていて、椅子などもあってありがたかった。 昨日行ったミケイラさんの開店に合わせてシンボルタワーを去り、ミケイラさんに再訪。

売り切れで食べられなかったプリンのリベンジ。 口当たりは滑らかなのに結構固めのプリンでとても好み。 甘さもあっさりしていてくどくなく、和三盆の良さが出ている。

敷いてあるランチョンマット、高松港のイラストが描いてあって素敵。 人気店らしく、私以外は予約のお客さんで埋まっており唯一空いていた席に滑り込む事が出来た。 プリンとホットティーを20分程で堪能し、足早に退店。 今度はランチも食べてみたい。

自衛隊の船が停まっていて、時間帯によっては乗船も出来るようだったが受付時間まで待つ気力が無かったので見るだけ。

桟橋の最奥にある赤灯台。夜にも見てみたい。

電車に乗ってヤドン公園にでも行ってみようかと思ったけど、今電車に乗ったら本気で寝ちゃって取り返しのつかない駅まで行ってしまうかもしれないと危惧し、しばらく港のデッキで本を読んだりボーっとしたりして過ごす。

本気で眠くなってきたのでカラオケにでも行って寝ようかと思い、町の方へ戻ることに。 商店街の中にある回転ずしで軽くお昼ご飯を食べる。 適当に入ったけど結構美味しかった。

https://tabelog.com/kagawa/A3701/A370101/37010375/

商店街をプラプラ歩いていると、美味しそうなジェラート屋さんが。 和三盆ミルクとかぼちゃを頼んだら、おまけで一口サイズのストロベリーミルク?も付けてくれた。 ジェラートはどちらもすごく美味しくて、特にかぼちゃは濃厚でねっとりしたかぼちゃの自然な甘さが感じられた。

https://shop.gelato-mare.com/

確かダブルで480円くらいだったので安さにもびっくり。 店内は広くて綺麗、新しいお店なのかな? ベビーカー連れのご家族もゆったりジェラートを楽しんでおり、落ち着いた雰囲気も良かった。

Google Mapで調べると歌広場があったので行ってみるも、日曜だったので待ち時間が発生している。 待ち合いの椅子で爆睡するくらいなら、もう空港に行っちゃおうかな……と思い、結局15時くらいに空港行きのバスに乗ることに。 バスの中で爆睡したらちょっと元気になった。

空港にいたヤドン。大きくて可愛い。 空港でお土産を買い、16時半くらいに保安検査場へ。 20時発の便だったので、「もう中入っちゃって大丈夫ですか?」と係りの方に聞かれたが、大丈夫ですと搭乗ロビーへ。 ロビーの電源コーナーでスマホを充電しつつ、ひたすら本を読んで時間を潰し、無事飛行機で東京へ戻った。 行きは乗り遅れが怖いので電車で行ったけれど、帰りは東京駅まで出ているバスで帰ったのでとても楽だった。

思っていたほどうどん尽くしの旅にはならなかったけれど、あっと言う間の2泊3日でものすご~~く楽しかった!! 高松、観光するのに大きすぎない規模感で食べ物も美味しいし高松港みたいなのんびりスポットもあるし、友人と同じくとても好きになった。 本気でうどんを食べるならやはり車がいるとは思ったが、是非また行きたい。 最近旅行の頻度は控えめになっていたが、やっぱり旅行が好きだ。 来年はもうちょっと色々行きたいな。

自転車で赤切符を切られた

私の就業先は自宅から徒歩圏内にある。 通勤はもちろん、昼休みにも自宅に帰り、ご飯を食べた後に軽く昼寝をするのがルーティーンだった。 しかし、徒歩圏内とは言え通勤時間は15分。昼休みは1時間なので、行き帰りだけで半分を消費してしまう。 それは勿体ないな~と思ったので昼休みの帰宅を諦め、会社で食事を取っていた時期もあった。使用していなければ会議室で食事を取ることも出来るが、フロアが違うので移動が面倒臭いのでデスクで昼食を取り、午後眠くならないように少し昼寝をする。 しかし私の会社にはデスクで食事を取る人はいるが、デスクで昼寝をしている人はいない。デスクで堂々と眠っている私はかなり悪目立ちしていたようで、よっぽど疲れているんじゃないかとか体調が悪いんじゃないかと心配する声が出たらしい。 (ちょうど部署内でのチーム異動があり、新しい仕事+仕事量の増加があるタイミングだった) そこから昼休みを会社で取る際は会議室を使う事、その際は私専用の「使用中」札をドアに下げる事を総務から言い渡され、私の苗字が記載された札を賜った。

その時の心境を正直に言うと、

「絶対この札使いたくねえ~~~~~~~~……」

だった。

よって会社で昼休みを取ることは諦め、やはり自宅へ帰る事に。 であれば、少しでも家で過ごす時間を延ばすために自転車を購入すれば良いのでは? そう思いついた私は、早速自転車を購入した。 うちのマンションは駐輪場の代金が相場の3倍くらいするのだが、まあ買い物にも便利だし。

そんな訳で自転車を購入し、楽しい昼休みライフをようやく送れるようになったのだが、8月某日に悲劇は起きた。

その日も私は昼休みを満喫すべく、会社から自宅へと自転車を走らせていた。 車道を運転していたのだが、信号が赤になってしまう。 しかし歩道に乗り上げれば、歩道の信号は青だったのでそのまま進める。 そう考えた私は、赤信号で止まるべきラインを超えて歩道に乗り上げた。 そうして3mほど走った後、「お姉さんお姉さん!」と誰かに呼び止められる。 何だろうと思って振り向くと、なんと声の主は警察官。その瞬間、さっきの赤信号無視か……と全てを悟る。 それでもこの時は、まさか赤切符まで切られるとは思わず、せいぜい注意で済むだろうとタカを括っていたのだ。 しかしその後、もう1人の警察官が追加され、あろうことか付近に停車してあったパトカーの中に入るように指示されてしまったのだ。 人生初のパトカー乗車である。救急車にも乗ったこと無いのに!

そしてパトカーの中で、状況説明というか取り調べをされた。 応対してくれた警察官の方は2人とも優しい口調だったので恐怖は無かったが、これ昼休み中に終わるんか?と変な心配をしていた。 私が運転免許を持っていない事を知ると、「自転車で車道を走っている時は、車道の赤信号を守らなければならない事を知らなかったですか?」と聞かれたが、流石にここで「知りませんでしたぁ」とシラを切っても嘘くさいと思い、正直に知っていたと答える。 その他にもいくつか質問をされ、私の供述内容や場所・日時などを書き込んだ紙を渡される。

「交通執行課に出頭していただき、そこで起訴になれば罰金を払っていただく事になります。」

出頭、という言葉に動揺しまくる私。 しかも出頭は平日の15時までにしなければならない為、有休を使わなければならない。 これはえらい事になったなと遅まきながら思い知る。 出頭予定の日時を伝え、そこでようやく解放された。ぎりぎり昼休み内で収まった。

そんな訳で、私は先日錦糸町にある警視庁の墨田分室に「出頭」してきたのである。 午後に休みを取り、会社から錦糸町へ向かう。 錦糸町からは歩いて5分ちょいなので迷わずに到着。 受付で赤切符を見せると、おじさんが受付番号がかかれた受付票をくれたのだが、そこには今後の流れを説明したマニュアルのようなものがホチキス止めしてあった。 それによると、警察の取り調べ→検察の取り調べ→略式裁判→罰金納付となっており、罰金を払う前提のような話になっていたので慄く。 ネットで事前に調べた情報では、自転車での交通違反は初犯ならよっぽど悪質でない限り不起訴になるとあったのに……

もうどうにでもな~れという気持ちで待機していると、10分も待たずに警察取調べ室に呼ばれた。 この警察の方も、取締りの際の方々と同じく優しい態度で接してくれて、「素直に話して下さって素晴らしいですね!」「昼休みだからちょっと急いでしまったんですよね」とこちらに寄り添うような言葉までかけてくれた。 目尻に笑い皺を浮かべながら私の供述内容をPCに打ち込んでいく様子を、こんなに親切なのは裏があるんじゃないか、実は私の事をめちゃくちゃ悪く書いてたら人間不信になっちまうよ、などと被害妄想を繰り広げながら待つ。

次は検察取調べ室へ向かって下さいと言われ、1Fの警察取調べ室から2Fへ移動し、更に待機。 こちらもすぐに呼び出され、穏やかなそうなおじいちゃんと対面。 警察に話した内容はあっているか確認され、それを認めると「じゃあ今日は罰金等は特に課しませんのでこのままお帰りになってもらって結構です」とサラッと言われる。 多分対面してから2分くらいしか経っていない。 あまりにあっさりしているのでちょっと呆けていたら、「もし次に赤切符切られちゃうと、罰金と講習が確定だから気を付けてね」と言われる。 そしてもう危険運転はしませんという誓約書にサインをし、墨田分室を後にした。

やはり自転車で初犯なら、大体は不起訴扱いになるようだ。 受付から退出まで30分ちょっとぐらいで、あっけないくらいあっと言う間に終わった。

免許制でもなく講習も無しに乗れる乗り物で、罰則だけ厳しいのはどうなんだと思うところも正直あるが、自分が歩行者の時に最近自転車の危険運転が多くなってきたなとも思うので、お互いが気持ちよく過ごせるようルールを守って過ごさなければなと肝に命じた出来事だった。

自転車はもう乗りたくないので売りました。

ベンジャミンステーキハウス@紀尾井町

出来れば時系列順に記事を書いていきたいと無駄なあがきを続けていたが、自分の写真フォルダを遡るのに疲れたので素直に書けるものから書いていく方針に変更。

という訳で、つい先日伺ったのがベンジャミンステーキハウスさん。
ベンジャミンさんはニューヨーカーに愛されるステーキハウスで、この紀尾井町店は日本で3店舗目との事。
私の勝手なイメージだと、アメリカ人は外食でステーキを食べ家ではBBQで肉を食べている超肉食人種なので、そんな肉の本場アメリカで支持されているお店となると期待も膨らむというもの。

ステーキといえば、子供の頃は近所に住む母方の祖父母とよく外食に行っており、何故かやたらとステーキを食べさせてもらっていた。
勿論ステーキも美味しいが、何でこんなにこの人たちは肉を食べさせたがるのだろうと子供心に不思議に思っていたのだが、祖父母からしたらくら寿司や近所のイタリアンのスパゲティをステーキより絶賛する孫の方が不思議だったかもしれない。

そんな折に、エヴァンゲリオンというアニメを見ていたら「今時の子供がステーキなんかで喜ぶと思ってるのかしら」というような台詞が出てきた。
この台詞を聞いた時、確かにステーキ=ご馳走という図式はちょっと古いかもしれないと思うと同時に、祖父母がやたら私にステーキを食べさせてくれた理由が分かった気がして、とても印象に残っているシーン。

子供の頃に人生の定量を食べ尽くしてしまったせいか、大人になってからはとんとご無沙汰だったステーキとの久々の対面やいかに。

どうやらこちらのお店はお料理の量が多いらしいので、サラダの代わりにマグロのタルタルを。
宝石のように美しいタルタルを、お店の方が綺麗に取り分けて提供して下さる。

タルタルを混ぜると生ハムのような綺麗なピンクに。
さっぱりしていて美味しいが、先日マグロマートのマグロを知ってしまった後だと少し物足りなさも感じる。

ロブスターのビスク。
これがとんでもない伏兵で、元々海老のビスクは好きだったがこれは今までに飲んだビスク、いやスープ全体においても1、2位を争う程に素晴らしい美味しさだった……
お鍋いっぱいのスープを一日中飲んでいたいくらい。
テーブルに置かれた瞬間から、鼻腔をくすぐる甲殻類特有の香ばしい香り。
シンプルな見た目からは想像出来ない程、濃厚で洗練された味わい。
一体どれほどのロブスターがこの一杯の為に使われているのか。
ロブスターをスープでいただくのは初めてだが、オマール海老にも渡り合える美味しさにただひたすらスプーンを口に運び続けた。

手前がエゴマのパン、奥がクルミのパン。
エゴマのパンはかなりハード系で、噛み締めるとエゴマのプチプチした食感がして楽しい。
クルミのパンは柔らかくてほんのり甘い。
今回Nさんにお連れいただいたのだが、Nさんは夜炭水化物を召し上がらないので、Nさんの分のパンもいただく事に。
一緒に提供されたホイップバターと、ビスクを一滴残さず拭うのとで美味しい食べ方を堪能させていただいた。

そしてお待ちかねのTボーンステーキ。
ちょっと隙間があるように見えるのは、既に店員さんが取り分けて下さった後だから。
この写真だと昔の日本の占いで使ってたカメの甲羅みたいだが、元の大きさは思わず歓声を上げてしまうくらいにはデカいし、ジュージューと食欲のそそる音も立てているしでめちゃくちゃ美味しそう。
奥がサーロインで手前がヒレらしい。

焼き方は店員さんオススメのミディアムレアで。
外側はパリッと焼けていてバターの良い香りが広がるが、内側はレアのお肉らしい瑞々しさがあって、ステーキは火加減の料理なのだなと思わずにいられない。
テーブルには備え付けのオリジナルソースもあって、これもケチャップ強めの甘みのあるソースで美味しかったが、そのままバターと塩コショウで味付けされたお肉が一番美味しいのだからすごい。
サーロイン側には骨についているお肉が少し残っていたのだが、切り分けたお肉を食べ切った後にこの部分も丁寧に切り分けて下さる。
骨についていた部分は先に食べたサーロインより更に脂を感じ、煮込んだかのようにホロホロで柔らかかった。

グリーンアスパラのソテー。
スーパーで売っているアスパラとは長さも太さも段違い。
これもバターと塩コショウ、そしてガーリックのみの味付けなのにフォークが止まらない美味しさ。

世の中には色んな美味しいものが溢れているけれど、ここのステーキは間違いなく「ご馳走」だ。
外国から肉食文化が入ってきて、初めて肉を食べた日本人もこんな気持ちになったんだろうなと思いを馳せてしまうくらい、肉の美味しさを再確認させてくれる素敵なお店だった。

今回食事の前と後にテラスでお酒を飲んだのだが、テラスからの眺めや雰囲気もすごく良い。
スタッフの方も皆さん感じが良くて丁寧で、お料理のみならずサービスにおいても特別な日にピッタリだと思う。

ご馳走様でした!

フィッシング詐欺続報

先日、アホな私はフィッシング詐欺に引っかかってしまった。

利用明細に店舗名が表示されたらまたご連絡下さいと言われていたので、大人しく待つこと一週間。
店舗明細が表示されたので銀行のカード担当者さんにご連絡。
すると「セキュリティ担当に報告し、不正利用である事が確認され次第返金の処理をいたします」との事。
完全に自分の過失だったのでもう3万円は失ったものと思っていたが、まさかの蜘蛛の糸を垂らされる。
本人の利用だと判断された場合は確認の電話などの連絡が来て、それ次第ではご返金が難しいこともありますと言われたが、私の場合は3万引き出されてすぐに利用制限をかけ限度額も0円に設定、その後も利用制限に弾かれたが何度か出金要請がかけられていたので不正利用である事は明らかだと思う。

そして昨日、無事3万円は返金されていた。
正直不正利用に関する案内ページでも本人の過失による場合は補償の対象外と書かれていたので諦めていたのに、返金していただけるとは思っていなかった。
今回使用されたデビットカードは今も利用制限中だが、その内銀行から新しい番号のカードが届くらしい。至れり尽くせりである。
三井住友銀行さん、ありがとうございます!!

自分は大丈夫と思わずに、これからも自戒していきます。

めくるめくソフトクリームの世界

今の仕事は結構外出の機会があるというのは以前書いたと思う。
最初は外出先で良さそうな和菓子屋さんを見つけ、お土産を買って帰るのを楽しみにしていたのだが、何せ今年の夏は暑すぎる。
暑い日に汗をダラダラかきながら歩いているところに、ふと視界に入ってくるソフトクリームの置物。
ベイマックスかソフトクリームかというくらい、白くて柔らかくて癒されるあのデザインを見ると、ついフラフラと誘き寄せられる私。

そんな訳で、今年の夏はこれまでの人生5年分くらいのソフトクリームを食べて食べて食べまくった。
そんなソフトクリームと過ごしたひと夏の思い出をここに認めたいと思う。

函館美鈴珈琲@国立

コーヒー屋さんのコーヒーソフト。
コーヒーの苦みとミルクの甘さのバランスが良くて美味しい。
コーヒー豆はかかってない方が好みかも。

もうもう広場 べっかい国立店@国立

北海道の牛乳を使ったソフトクリーム。
さっぱり系で美味しかった。
ちなみに私、この日はソフトクリームはしご。

レティエ@千駄ヶ谷

ほんの数席しかない可愛らしいこじんまりとしたカフェ。
牛乳の飲み放題もやっているらしい。
トッピングが色々あって迷ったが、初めてなので一番シンプルなものを。
濃厚でもったりしているタイプで美味しかった。

森乃園@人形町

ほうじ茶屋さんのほうじ茶ソフト。
香ばしくて良い香りと優しい甘さ。
お茶のアイスなのでかなりさっぱりとした後味。
そしてかなり溶けやすい(コーンの先端がふやけて大惨事に)。
お店にも溶けやすいと注意書きがあったので早食いしたが間に合わなかった……

メープルスタンド@北千住

メープルマニアというメープルのお菓子の専門店のお店はいくつかあるが、北千住店ではソフトクリームが食べられるというので、メープル好きとしては行かない選択肢が無い。
完全に想像通りの味だがメープルは大正義。

珈琲焙煎工房FLUTTER

西新宿にある珈琲屋さんのソフトクリーム。
ソフトクリームがめっちゃ濃厚で美味しくて、しかもなんとコーンの部分が珈琲の味!
これは嬉しい誤算、ここのソフトクリームはかなり印象に残っているくらい美味しかった。

キャラバンコーヒー@吉祥寺

珍しく吉祥寺で日本酒を飲み、こちらの閉店時間が迫っていた為急いで駆け込んで、その後二軒目に行った。
コーヒーとミルクのミックスにしたが、カフェオレのような優しい味になってコーヒーのみより好み。

MR.waffle@新宿

本当は東京ミルクチーズ工場のソフトクリームを食べようと思っていたのだが、途中通りがかったワッフル屋さんにまさかのソフトクリームメニューがあった為、暑かったのもあって急遽目的変更。
めちゃめちゃ濃厚なカカオソフトクリームで、ミルク以外の味ならここのが断トツで好き。

サルテリア@池袋

西武の中に入っているお店。
以前友達と池袋で遊んだ時はジェラートをいただいたが、今回はソフトクリームを。
これがまさかの大ヒットで、めちゃくちゃ美味しかった!
練乳を食べているかのようなこっくりとした甘さ、好みすぎる。
しかも400円ちょいなのにすごくボリュームがあって、すべてがドストライクだった。

豆虎@中目黒

行列で有名なI'm donut?の並びが5人くらいだったので並んでみたが、レジが一台しか無い上に2人いる店員さんの内一人は何故か中に入って商品の用意をするでもなく、外に出て窓を拭いたりしている。
これはわざとゆっくり客の相手して列を作ってるんだと思い、ドーナツはやめてソフトクリームのお店を探す。
駅のすぐそばのコーヒー屋さんのソフトクリームが美味しそうだったので伺ったら、こちらが大当たり。
クマちゃんのクッキーまで乗っていて可愛いし美味しいし最高。
見た目は白っぽいがコーヒー味のソフトクリーム、濃厚でまろやかな味わい。

BAKE@大宮

大宮駅の構内にチーズタルトのBAKEがあるな~と思っていたら、なんとソフトクリームのメニューが。
調べてみると店舗限定のようなので、早速注文。
渡されたソフトクリーム、あまりも大きい。
写真だと伝わりにくいかもしてないが、想像の倍くらいの高さがある。
食べるのに必死であまり味は覚えていないが、美味しかったと思う。

ちなみにネットでソフトクリームのお店を探す際、大いにお世話になったのがプロソフトクリーマーの森川氏の記事。
日本全国各地のソフトクリームを召し上がって記事にしていらっしゃるので、見ているだけでも楽しい。

来年の夏もまたいっぱいソフトクリームを食べて何とか生き延びたい。

マグロマート@中野

中野で知らない人はいないんじゃないかというくらい有名なお店。
前から気になっていたのだが予約が取れない点でも有名だったので、まあ機会があれば……と思っていた。

そんな折、テレビでこのお店が紹介されていたのを私の友人2人がそれぞれ見ていたらしく、2人から別々にこんなお店があるみたいだから行きたい!と言われた。
これが顔見知りだったら3人で行くところだが、全く別のコミュニティの繋がりなので頑張って予約を2回取り2度来訪する事に。

ちなみにこちらはネットから予約可能。
1か月前の正午から予約開始になる為、12時ジャストに予約サイトに入ったが、名前やら何やらの情報を入力していたらなんと席が埋まってしまった……
時刻を見ると12時5分。途端に馬鹿馬鹿しくなって行く気を無くしてしまったが、誘ってくれた友達の内の一人は生物が駄目だがマグロとカツオだけは好きという子だったので、やはり連れて行ってあげたいと思い直し別日に再挑戦。
前回の反省を活かして何とか席を確保成功!
予約完了時刻は12時1分。ただこれは土日だからこんなに早く埋まるせいもあるので、平日ならもうちょっと予約は取りやすいと思う。
が、予約開始日中には多分埋まると思うので、1か月先の予定を組まなければいけない点はやはりハードルが高いかもしれない。

友達に誘われた際には「私も気になってたんだけど、めっちゃ予約が取りにくいんだよね~」なんて言ってたので、予約取れたと報告したらめっちゃ喜んでくれた。
それだけ予約戦争に乗り込んだ甲斐もあるというものだ。

お店の場所は中野北口から徒歩5分くらい。
先日ランチで訪れた鮨せいざんさんの近くで、同じ通りにはマグロマートさんの系列のピザ屋さんもあってこちらも気になっている。

店内はとっても綺麗で席の感覚もゆったりめ。
我々は1階のカウンターに通されたが、カウンターの奥行きも十分ある。

飲み物は日本酒と迷ったが、暑かったので焼きリンゴが入ったハイボールを。

お通しはマグロの出汁で炊いたレンコンと帆立。
トロっとした餡に優しい出汁が効いていて、レンコンはしゃきしゃきして美味しいし、帆立は柔らかくプリプリしていて、お通しのレベルからして期待通りのお店だと確信。

続いてマグロのユッケ。
見た目だけだと馬肉の桜ユッケみたいだが、こちらも勿論マグロである。
濃い目のタレとまろやかな卵黄がよく絡み、ゴマ油が効いていてめちゃくちゃ美味しかった。
マグロの顎の部位を使っているらしく、すこし歯応えのある食感がお肉っぽい。

名物マグロマート盛り!
これが届くだけで心の中で歓声を上げてしまう。
中トロや赤身などの定番から、ユッケにも使われていた顎の部分や脳天などの希少部位もいただける。
脳天はトロのような脂がしっかりとした部位だがくどくなく、むしろまぐろの酸味が爽やかに口の中でほどけていく感覚。
別盛りになっているのはホホ肉を炙ったもので、塩とわさびで食べるのがおススメとの事。
こちらは牛肉っぽいしっかり目の歯応えと程よい脂があって、噛めば噛むほど美味しい部位。
どこが一番好きかと聞かれたら、甲乙つけがたく悩んでしまうが、ホホ肉か顎肉かな~

これはマグロの出汁ポテト。
魚粉の風味が効いていて、私の中でこの日一番の伏兵だった。
正直に言うと、この日食べた中で一番美味しくてびっくりしたのはこの出汁ポテト。
魚粉とフライドポテトって合うんだな~毎日食べたい!!

こちらはマグロのレア天ぷらと季節の野菜の天ぷら。
野菜はとうもろこしとアスパラガスで私の好みドンピシャ。あと白魚も。
マグロの天ぷらは初めて食べたけど、衣のサクサク感とマグロのとろっと柔らかい食感の共演が面白い。もちろんとっても美味しい。
アスパラととうもろこしも甘くて揚げ具合も衣のつき具合も素晴らしい。
マグロ以外もちゃんと美味しいのは流石。

コースの締めは自分で削いで食べる中落ち。
これを目の前に置かれた時の迫力と来たら!

そして中落ちだけでなく酢飯と海苔までついてくる。しかも赤酢。
客の欲しいものが分かっていてしっかり応えてくれるお店って素敵だ。

正直ここまででかなりお腹いっぱいにはなっていたのだけど、骨から身を綺麗に削ぎ落す作業が楽しくて、夢中で食べてしまった。
手巻き寿司にしてもそのまま食べても美味しい。

かなりお腹は苦しかったものの、中々来れないお店だし気になるものは食べておこうと、とろたくを追加注文。
マグロとたくあんでご飯が見えないが、おはぎタイプの大好きなとろたく、しかもいくらまで乗っている!!!
無理やり別腹を作り出し完食。最初から最後までマグロ尽くしのコースを堪能させていただいた。

ご飯が美味しいのはもちろんだが、店員さんの感じも良く料理の説明などもきちんと丁寧にして下さるので、これだけ人気が出るのも納得の良いお店。
しかも今回のコース、飲み物別でなんと3,280円の価格破壊設定。
友達が下戸なので飲み物は2杯程度に留めたが、一人当たり5,000円ちょっとのお会計なので内容と価格が良い意味で釣り合ってなさすぎる。

後日、この時の友達とは別の友達と再訪。
一度目とは別のコースを試してみたいと思い、この日は3,980円のコースを。
ちなみにコースはこの2種類で、席のみの予約も確か出来た筈。

内容の違いは出汁ポテトが無くなって、生うにしょとカマの煮付けが加わる形。

生うにしょ。
マグロにいくらにうにのソースにからすみまで乗っているという、贅を尽くした一品。
これだけ盛り盛りだと味がばらついてしまいそうだが、まぐろの爽やかな酸味といくらの濃厚な旨味、うにのソースの磯の香りにからすみの塩辛さが口の中で上手く絡み合ってひたすら美味しかった。
量も3口くらいで、これくらいの量だから最初から最後まで美味しくいただける絶妙な量だと思った。

ヒレカマの煮付け。
しょうがの香りがよく、カマの肉はとろっとろ。改めて写真を見ると、角煮にしか見えないな。
自分で魚を調理する時は焼いてばかりだけど、煮付けの美味しさを再確認させられた。
前回と同じくかなりお腹がパンパンだったけど、空腹ならこの甘辛いタレでご飯をたらふくかきこみたかった……

2つのコースを体験してみて、どちらも素晴らしい料理を満喫出来るけど、いかんせん量が多いので3,280円のコースの方が最後まで美味しく食べられるかな~とは思う。
あと出汁ポテトが美味しすぎたので、これが無いと個人的にちょっと寂しい。

予約を取るには気合がいるが、またまぐろを食べたくなったら是非再訪したい、噂に違わぬ名店。
ご馳走様でした!

フィッシング詐欺に引っかかった

久々の更新が美味しいものや楽しいものの記事じゃなく、自分の迂闊さと愚かさの反省と振り返りになろうとは……

まんま表題の通りなのですが、恥ずかしながらフィッシング詐欺に引っかかりました。
クレジットカードの請求金額のお知らせメールが届いて、内容を確認しようと色んな情報を入れたらそれが詐欺サイトだったという典型的なやつ。
自分は詐欺なんて引っかからないと思ってたのに、入力中は全く何の疑いもなく情報を流出していた……
あれだけ色んな銀行やカード会社が番号やセキュリティコードを入力するなと警告しているのに、そしてそれを何度も見ているのに。

入力が終わった1分後くらいに謎の10,000円の引き落とし通知メールが来て、何!?と思ってたら更に1分後に同じく10,000円が引き落とし。
慌てて銀行のアプリからカードの利用制限をかけたのですが、その間に更に10,000円引き落とし。
全然使ってないデビットカードだったので、もうずっと利用制限をかけたままにしておこうと思います。

急いで銀行に電話したところ、まだ利用店からの使用明細が確定していないので、それが確定次第また連絡して下さいとの事。
不正利用があってから60日以内であれば補償があるのですが、今回私は自分で色んな個人情報を入力しちゃっているので、恐らく過失による被害との事で補償はされないんじゃないかと踏んでいる。

ま~自分の馬鹿さを思い知る勉強代と思えば30,000円はまだ安い方かな。
ネットで色々検索したら、数十万単位、ひどいと預金残高全額とか被害にあっている方もいるみたいなので。
また進展があったら自分への戒めの為に記事にします。
ぐぬぬ……