呑んべんだらり

三度の飯と酒が好き

うおみっつ@麹町

最近、ちょくちょく前の職場で知り合ったNさんのお仕事を手伝わせてもらっている。

既に平日はフルタイムで働いていて、週に2回バーでのアルバイトをしていて、更にNさんの仕事を入れると3足のわらじを履いている事になる。

昔は同人活動をしていた事もあって、平日はなるべく早く家に帰ってなんぼの生活だった。しかも締め切りが近くなってから本気を出すタイプだったので、早く帰宅しても結局ダラダラしているだけという日も多かった。
(学校の宿題は期日に焦るを通り越して出さないタイプ)

最近は平日家でダラダラする時間はほぼ無いけれど、この生活は忙しくも楽しかったり。

 

そんなこんなで、先日はNさんのお手伝いの帰りに軽く飲んで行こうとお誘いいただき、うおみっつさんへ。

うおみっつさん、過去に記事を書いていたと思ってたけど見つからなかった……

書こう書こうと思いつつ、記事に出来ていないお店が多くて反省。

 

お通しはしらす煮びたし

美味しい~!!と感激するような派手さは無いが、じんわりしみるお出汁にほっとする。

 

キムチ冷奴。

お豆腐は冷たいものより温かいものがどちらかというと好みだけれど、キムチを乗せられると途端に手の平を返してしまう。

キムチのピリっとした辛さと豆腐のまろやかさが調和していて美味しい。

 

Nさんが最近のお気に入りだというガリトマト。

なんじゃそりゃと思って食べてみたら、何この美味しさ!!と衝撃を受けた。

トマトとガリ、ありそうで無かったこの組み合わせ、侮るなかれ。

ガリのさっぱりとした酸味がトマトの美味しさを引き立ててくれるし、かかっている醤油のタレがまた美味しい。

ちなみに後日、近所の居酒屋さんでもまさかのガリトマトを発見。

結構よくあるメニューだったりするのか…?勿論頼んだけど、うおみっつさんにはくしくも及ばず。

 

たたき胡瓜。

きゅうりに塩とごま油。これだけで無限にポリポリ出来るおつまみが成立してしまうのだから驚きだ。

きゅうりを包丁で切らずにたたき割って味付けしたらもっと美味しいんじゃないか?と気付いた料理人さんには頭が上がらない。

 

刺身3種盛り。

お魚の名前、後から忘れてしまう事が多いので札を付けてくれるのはありがたい。

子供の頃は見向きもしなかったイカ、大人になってあのねっちりした食感が好きになった。

 

これはよだれ鶏かな?

しっとりとした鶏肉に辛いタレ、そして香ばしいナッツ。

お肉を食べているとは思えないくらいさっぱりといただけるので、夏に食べたくなる一品。よだれ鶏ってここ数年でよく見かけるようになった気がする。

 

たけのこ焼き。

たけのこも、子供の頃は大して好きじゃなかったのに、大人になったら好きになった食材。美味しんぼという漫画で、たけのこ山を山ごと焼いてレアに火が通ったたけのこを刺身のように食べる、という話があって、死ぬまでに一度食べてみたいと思っている。

という話は置いておいて、炭の良い香りとたけのこの旨味が感じられて、塩だけで十分美味しいたけのこだった。

煮物でしんなりしたたけのこも良いが、焼いてシャキシャキのたけのこも良い。

 

れんこん焼き。

焼いた野菜シリーズ第二弾。れんこんも煮物に欠かせない野菜というイメージだが、焼いて食べるのもこんなに美味しいとは。

 

帆立焼き。

最後は海鮮の焼き物を。帆立、ものすご~く身がでっかくてぷりぷりしていて、1つでものすごく食べ応えがあった。

貝の中なら帆立が一番好きだ。あの身の繊維がすっと一直線に並んでいて、弾力があるのにすっと歯が通る感じがたまらない。

 

日本酒は栄光富士を。

栄光富士、色んな商品を出してくれて楽しいし概ね美味しいので見かけると頼みたくなる銘柄。

めちゃめちゃ美味しいやつの中に、たま~に苦手なものも入っているのだけれど、それも一興。

今まで飲んだ中では白耀が忘れられないくらい美味しくて、森のくまさんは好みではなかったかな。

 

こちらは五島列島の食べ物を扱っているお店なので、いつか五島うどんを食べたいと思っているのだけど、メニューが多くてどれも美味しそうなのでついつい浮気してしまい、うどんに辿り着く前にお腹が一杯になってしまう。

以前より仕事が忙しくても、こういう美味しいものを食べられる時間があれば幸福度は断然高くなるんだよな~と、今記事を書いていてしみじみ思う。

 

ご馳走様でした!