呑んべんだらり

三度の飯と酒が好き

うおみっつ@麹町

最近、ちょくちょく前の職場で知り合ったNさんのお仕事を手伝わせてもらっている。

既に平日はフルタイムで働いていて、週に2回バーでのアルバイトをしていて、更にNさんの仕事を入れると3足のわらじを履いている事になる。

昔は同人活動をしていた事もあって、平日はなるべく早く家に帰ってなんぼの生活だった。しかも締め切りが近くなってから本気を出すタイプだったので、早く帰宅しても結局ダラダラしているだけという日も多かった。
(学校の宿題は期日に焦るを通り越して出さないタイプ)

最近は平日家でダラダラする時間はほぼ無いけれど、この生活は忙しくも楽しかったり。

 

そんなこんなで、先日はNさんのお手伝いの帰りに軽く飲んで行こうとお誘いいただき、うおみっつさんへ。

うおみっつさん、過去に記事を書いていたと思ってたけど見つからなかった……

書こう書こうと思いつつ、記事に出来ていないお店が多くて反省。

 

お通しはしらす煮びたし

美味しい~!!と感激するような派手さは無いが、じんわりしみるお出汁にほっとする。

 

キムチ冷奴。

お豆腐は冷たいものより温かいものがどちらかというと好みだけれど、キムチを乗せられると途端に手の平を返してしまう。

キムチのピリっとした辛さと豆腐のまろやかさが調和していて美味しい。

 

Nさんが最近のお気に入りだというガリトマト。

なんじゃそりゃと思って食べてみたら、何この美味しさ!!と衝撃を受けた。

トマトとガリ、ありそうで無かったこの組み合わせ、侮るなかれ。

ガリのさっぱりとした酸味がトマトの美味しさを引き立ててくれるし、かかっている醤油のタレがまた美味しい。

ちなみに後日、近所の居酒屋さんでもまさかのガリトマトを発見。

結構よくあるメニューだったりするのか…?勿論頼んだけど、うおみっつさんにはくしくも及ばず。

 

たたき胡瓜。

きゅうりに塩とごま油。これだけで無限にポリポリ出来るおつまみが成立してしまうのだから驚きだ。

きゅうりを包丁で切らずにたたき割って味付けしたらもっと美味しいんじゃないか?と気付いた料理人さんには頭が上がらない。

 

刺身3種盛り。

お魚の名前、後から忘れてしまう事が多いので札を付けてくれるのはありがたい。

子供の頃は見向きもしなかったイカ、大人になってあのねっちりした食感が好きになった。

 

これはよだれ鶏かな?

しっとりとした鶏肉に辛いタレ、そして香ばしいナッツ。

お肉を食べているとは思えないくらいさっぱりといただけるので、夏に食べたくなる一品。よだれ鶏ってここ数年でよく見かけるようになった気がする。

 

たけのこ焼き。

たけのこも、子供の頃は大して好きじゃなかったのに、大人になったら好きになった食材。美味しんぼという漫画で、たけのこ山を山ごと焼いてレアに火が通ったたけのこを刺身のように食べる、という話があって、死ぬまでに一度食べてみたいと思っている。

という話は置いておいて、炭の良い香りとたけのこの旨味が感じられて、塩だけで十分美味しいたけのこだった。

煮物でしんなりしたたけのこも良いが、焼いてシャキシャキのたけのこも良い。

 

れんこん焼き。

焼いた野菜シリーズ第二弾。れんこんも煮物に欠かせない野菜というイメージだが、焼いて食べるのもこんなに美味しいとは。

 

帆立焼き。

最後は海鮮の焼き物を。帆立、ものすご~く身がでっかくてぷりぷりしていて、1つでものすごく食べ応えがあった。

貝の中なら帆立が一番好きだ。あの身の繊維がすっと一直線に並んでいて、弾力があるのにすっと歯が通る感じがたまらない。

 

日本酒は栄光富士を。

栄光富士、色んな商品を出してくれて楽しいし概ね美味しいので見かけると頼みたくなる銘柄。

めちゃめちゃ美味しいやつの中に、たま~に苦手なものも入っているのだけれど、それも一興。

今まで飲んだ中では白耀が忘れられないくらい美味しくて、森のくまさんは好みではなかったかな。

 

こちらは五島列島の食べ物を扱っているお店なので、いつか五島うどんを食べたいと思っているのだけど、メニューが多くてどれも美味しそうなのでついつい浮気してしまい、うどんに辿り着く前にお腹が一杯になってしまう。

以前より仕事が忙しくても、こういう美味しいものを食べられる時間があれば幸福度は断然高くなるんだよな~と、今記事を書いていてしみじみ思う。

 

ご馳走様でした!

蜜蜂@新井薬師

茶店、という響きや場所に憧れがある。

町を歩けばカフェに当たる、と言えるくらい街中にはカフェが溢れているけれど、「喫茶店」という言葉が相応しい場所はカフェに比べてあまりにも少ない。

茶店をそのまま英訳するとカフェになるのだろうけれど、両者の違いは単に言語の違いに留まらないものがあるような。

例えばカフェではコーヒーはブレンドのみ、他にカフェオレやラテ、コーヒー以外の飲み物のメニューが豊富にある気がする。

茶店ではコーヒーだけでもブルーマウンテンやらキリマンジャロやら、そこの店主のこだわりがメニューに込められているのでは。

そしてカフェにはPC片手に仕事目的で滞在する人がいて、喫茶店には仕事より本や新聞を静かに嗜みたい人が訪れる。

どれも勝手な想像で店によって違う部分も多々あるだろうけれど、私の中の区別はこんな感じ。

 

そして今回訪れた蜜蜂さんは、喫茶店ど真ん中のお店だった。

何せこのご時世で分煙すらされていない完全喫煙可のお店だ。喫茶店では煙草が吸える、というのも重要な構成要素の一つだろう。

私は嫌煙家なのでこれもあって二の足を踏み踏みし続けていたのだけれど、仕事で新井薬師周辺に行く用事があって、これは神の思し召しだと思い、えいや!と訪れたのである。

 

お店は駅からほど近く、外も中もとってもこじんまりしている。

感じの良いマスターがカウンター脇のテーブル席を勧めてくれて、一人なのに2名掛けのテーブル席を独占してしまった。

 

メニューからして古き良き喫茶店の匂いがプンプンする。

 

今回のお目当てはこちら。

なんとこのお店、一日中モーニングをやっているのである。

ちなみに今回写真は撮っていないのだけれど、やはりコーヒーは沢山の種類が載っていた。

事前の口コミでシナモンバナナトーストが美味しそうだなと思っていたのだが、飲み物にバナナジュースがあったのでチーズトーストを注文。

 

注文した後に作ってくれるバナナジュース。

牛乳か豆乳を選べる上に、砂糖不使用でバナナのみの甘さ。

これがとってもとっても美味しくて……喫茶店のミルクシェーキだのバナナジュースだのって、どうしてこんなにも優しい味がするんだろう。

 

そしてお待ちかねのチーズトースト。

半分はたっぷりのバター、半分にとろけるチーズが乗っている。半分に切ったあと更に斜めに切ってある独特の形で食べやすい。

はちみつとジャムはサービスで持ってきて下さる。

まずはバターの方をそのまま一口。

これは……バターを乗せてからトーストで焼いた、めっちゃバターがしみしみのやつだ~~~~!!!

焼いたトーストにバターを塗り溶かすのもいいけど、バターを乗せて焼くとそこだけ火が入らずに柔らかな絶対領域が生まれるの、大好き。

残った半分はジャムやはちみつで美味しくいただく。

 

そしてもう半分の本丸チーズトーストへ。

スライスチーズが淵の淵まで乗っていて、想像通りの美味しさ。パンがものすごい厚切りなのでかなり食べ応えがある。

朝トーストを食べなくなって久しいが、たまには食パン買ってみようかな~なんて思いながら、最後に残ったチーズトーストをぱくり。

 

……!チーズの下にバターが塗ってある!!!

 

なんとチーズトーストの2辺の内、片方にはバターまで塗ってあった。それだけの違いなのだけれど、これがもう悪魔的に美味しい。カロリーも脂質も悪魔だろうが気にならない。

これは意外に家でやったこと無かったなあ。

これからチーズトーストを焼く時は反面にバターを塗ることにしよう。前面だと少しくどいかもしれないので。

 

トーストなんで日本の半分くらいの家庭で毎朝焼かれているだろうし、実家でも朝はトーストだった。

それだけ親しみのある食材でも、お店の手にかかるとこんなにも贅沢な食事と時間になってしまう。

美味しいご飯を食べるのって本当に楽しい。

 

ちなみにこのお店、席に備え付けのカゴにお菓子がたくさん入っていて、自由に食べてよいらしい。

カントリーマアムとかベビースターとか麩菓子とか、ここぞとばかりに色々食べてしまい、かなりお腹いっぱいで退店。

端っこの席だったので煙草の煙もそこまで気にならず、とても楽しい喫茶店訪問となった。

 

あまりにも気に入りすぎて、同じ週に再訪したのはここだけの話。

ご馳走様でした!

トラットリア ムツミ@麹町

このブログでも何度かご紹介している、麹町の大好きなイタリアンに行ってきた。

こちらはお料理のレベルもさることながら、スタッフの方々のサービスも素敵だし、席もゆったりしていてものすごく居心地が良い。

食事を心から楽しむ体験が可能なお店。もっと流行ってもいいのに……ともどかしい思いもあるが、予約が取れなくなったら困るというジレンマ。

 

こちらのカプレーゼ、ブッラータチーズが美味しいのは勿論なのだがトマトの美味しさがピカイチなのだ。こんなに美味しいトマトがこの世にあるのか!と驚かされる。

冬の間はトマトをピューレにしたもので提供されるようで、今回お伺いしたのはこのトマトピューレをいただく為だったりする。

メニューに記載が無かったので終売したのかと焦ったが、本日のおすすめ前菜として君臨していたので一安心。

 

トマト丸ごといただくのとはまた違う、濃厚なトマトピューレとさっぱりしつつミルクのコクをしっかり感じるチーズの組み合わせ、最高すぎる。

このピューレ、トマトジュースを飲む感覚で毎日朝に食べられたら一生病気にかからない気がする。それぐらいトマトのパワーを感じる。

 

こちらも鉄板の極薄切り生ハム。

専用の機械でうす~~~くスライスされている。生ハムは薄ければ薄いほど美味しい不思議な食べ物。

こんなに薄いのに熟成された肉の旨味や脂の甘味をしっかり感じる。

 

伺った日が実は春メニューの初日だったらしく、春の新メニューとしてズワイ蟹とホワイトアスパラガスのグラタンを注文。

想像していたグラタンと違う!ホワイトアスパラが主役の一品。

ベシャメルソースを絡ませたたっぷりのズワイ蟹と柔らかなホワイトアスパラ、美味しくないわけがない。

ホワイトアスパラは去年初めて缶詰以外のものを食べたけれど、すっかり好物になってしまった。

右に添えてあるのはゆで卵のペースト。イタリアンでは定番らしい。

 

春の新メニュー第二弾、サクラマスと春野菜のフリット

パン粉をまぶしたザクザクの揚げ物も良いけれど、こういうつるんとした形のフリットも大好き。春野菜はたらの芽とこごみ。

山菜は正直自分からすすんで食べない食材なのだけれど、このフリットはサクサクの衣と適度な塩気、山菜のシャキッとした歯ざわりやほんのり感じる苦みが絶妙で、美味しく平らげてしまった。

サクラマスもほくほくで柔らかくてとても美味しい。鮭より好きかもしれない。

 

メインはこちらも鉄板の牛スネ肉赤ワイン煮込み。

本当は色んな料理を食べてみたいんだけど、このお肉が美味しすぎて挑戦出来ずにいる。羊とか絶対美味しいんだよなあ……(隣の方が召し上がっていた)

お肉が信じられないくらいホロホロで、フォークだと崩れてしまって食べるのに工夫がいるくらいなのに、口に含むとしっかりお肉の力強い旨味を感じる。

付け合わせのポレンタも地味に好き。

 

もうお腹はいっぱいだったんだけど、せっかくなので春メニュー制覇しちゃおう!

と勢いで頼んだクロスティーニ。

ソラマメのペースト、北海道産のいくら、ペコリーノチーズが乗っている。

まず見た目が120点満点だし、テーブルに置かれた瞬間からペコリーノチーズの香りが鼻をくすぐるし、絶対美味しい確信を持って食べてみると期待の更に上を行く美味しさ。

空豆の香りといくらの脂と塩気、ペコリーノチーズのコク、素晴らしい三位一体。

スタッフの方に「誰よりも早く新メニュー制覇されましたね!」と言っていただいた笑。

 

もう本当にこのお店が大好きだ。何を食べても間違いなく美味しい。一品一品の量が結構あるので色々食べるにはお腹具合が…と悔しく思うのに、あまりに美味しいのでもうちょっと食べたくなるという矛盾をいつも感じてしまう。

ご飯をめちゃ沢山食べたので、お酒は控えめにプロセッコとロゼを1杯ずつ。プロセッコすごく好きだった。

 

ご馳走様でした!

仙台で1日中食べ物を食べ続ける旅行に行ってきた

JR東日本から平日限定で販売されている「きゅんパス」という商品をご存じだろうか。

2/14~3/14の間の平日、JR東日本管轄のフリーエリア内であれば電車乗り放題になるというもの。販売価格は10,000円で、この切符の対象には新幹線も含まれており、乗り放題とはいかないものの、2回までなら乗車出来て席の指定も可能。

つまり……日帰りであれば、東北に往復で行っても交通費が1万円ぽっきりで済んでしまう。なんという太っ腹。

本当は秋田に行って佐々木希が通っていたという居酒屋さんで飲んだくれたかったのだが、流石に秋田に日帰りは時間が厳しいと分かったので、比較的東京に近い仙台に行くことに。

ちなみに仙台に通常料金で向かおうとすれば、新幹線で片道11,000円強。

本来なら仙台までの片道切符にも満たない金額で往復新幹線に乗れてしまう、バグとしか言いようがない価格設定。ありがとうJR東日本

 

ちなみに仙台には何度か訪れた事がある。

修学旅行で東北に行った際にも寄ったし、学生の頃に夜行バスで友達と行ったり、学生時代のバイト仲間が社会人になってから仙台に嫁いだので、他の仲間と遊びに行ったり。最後に行ったのは2018年なのでもう6年も経つのか。

ちなみに今回一緒に行った友人は仙台初体験。

 

当日、東京駅に8時半前に到着。ニューデイズで朝ごはんのおにぎりを買って新幹線のホームへ。

確か50分発だったと思うのだが、49分頃まで扉が開かず困惑していたら不意にオープンセサミした。何かトラブルがあって発車が遅れるのかなあなんて思っていたら、ちゃんと予定通り50分に発車したので、乗車時間の猶予が無さ過ぎて動揺。

新幹線が乗車直前まで乗れないのは知ってるけど、5分前くらいには乗れてたような……

気を取り直してニューデイズの和風ツナマヨと鮭わかめご飯のおにぎりを食べる、美味しい。

友人は駅弁屋でカニの容器に入った蟹飯を食べていた。カニのはさみの中身がすっからかんでご立腹するのをなだめたりうたた寝している内に仙台到着。

 

まずはひょうたん揚げというかまぼこをアメリカンドッグのように揚げたおやつのお店へ。

ひょうたん揚げは必食!安くておいしい「仙台・食べ歩きグルメ」5選 - LIVE JAPAN (日本の旅行・観光・体験ガイド)

 

駅前のクリスロード商店街に入っている、阿部蒲鉾さんで売っている。

店内では笹かまを手焼きで食べられるスペースもあって、お店の内装もとても綺麗だった。私は昼にラーメンを食べる予定だったのでひょうたん揚げはやめておいたが、友達は美味しそうに食べていた。

 

おやつで小腹を満たしたところで、昼食予定のラーメン屋さんへ。

サンドイッチマンおすすめのお店らしい。

駅からは15分くらいなので、のんびり歩いて向かう。

並ぶのを覚悟していたが、平日のオープン直後だからかそこまで待たず、すぐに店内に入れた。

ランチセットが3種類あって、

A...鶏めし B...鶏皮と白ご飯 C...あさりご飯

鶏皮大好き人間なのて大いに迷ったが、一応なんちゃって脂質制限中なので我慢しAセットを注文。

鶏だけで作っているという、黄金色のスープ。

目の前の厨房で一生懸命手もみしている自家製のちぢれ麺。

具は鶏チャーシューとメンマ、散らされた葱のみというシンプルな盛り付け。

めちゃめちゃ美味しい……麺類の具は少なければ少ない程好みなので、この内容はドンピシャで好きだった。

自家製の手もみ面はかなりもちもちで太目、しっかり食べ応えがあるタイプ。

スープがかなり澄んでいて優しい味なので、麺はもう少し細い方が好みだったかも。

鶏チャーシューはけっこう歯応えがあって噛む程鶏の旨味が味わえる。肉が固い、とは思わない絶妙な食感。メンマもすごく美味しかった。

そしてスープ。鶏のラーメンなら断然とろみの強い鶏白湯派だったのだが、こういう透き通ったスープも良いじゃん、と手の平を返さざるをえない。

鶏の美味しいところをぎゅっと絞って作りました!と脳に直接訴えかけてくる。

醤油より先に鶏がくる、鶏が主役のスープ。参りました。

 

そして鶏めし。これが思わぬダークホース。

鶏スープで炊かれたご飯に鶏肉、ごぼう手羽、きのこなどが入っているとの事なのだが、冗談抜きで今までの人生で一番美味しい炊き込みご飯だった。

そもそも私は炊き込みご飯があまり好きではない。何を言っているんだと思われそうだが、ご飯に色々な具が入っているのが苦手なのだ。

なので栗ご飯とか豆ご飯とか、少ない種類の具が入っているものは好きだ。

お店のメニューには鶏めしの具もきちんと記載があったので注文するか迷ったが、私の本能がこれは旨いと直感していたので注文した。自分の嗅覚を信じてよかった。

ラーメンでは優しいと感じたスープが、ご飯と結びつくと途端に強気に攻めてくる。

かと言って塩気が強いわけでもなく、旨味を感じるまでの時間差が短くなった感じ。

具の面々もそれぞれいい仕事をしてくれていて、もうどんぶりで食べさせて下さい!と言いたくなるくらい美味しかった。

 

先にラーメンを食べ終えた私は、他のお客さん達の邪魔にならないよう退店して近所のベローチェで友人を待つことに。

割とすぐに友人が来てくれて作戦会議。それぞれYoutubeなどで行きたい店を調べてあったので、どこに行くか腹具合を考えながら考える。

まずは名物のずんだ行っとかなきゃ!という事で老舗の和菓子屋さんへ。

おそらく8割以上の人間が頼んでいるであろう、三色餅を注文。

どの順番で食べようか迷ったが、ここはやはりづんだを一番手に。

ちなみにこちらのお店では「ずんだ」ではなく「づんだ」と表記されていた。

柔らかなお餅に、しっかり豆の風味が感じられるづんだ餡がたっぷりかかっている。

甘さは控えめで枝豆の味とほんのり塩気が感じられ、づんだってこんなに美味しいものだったのか……!とびっくりさせられた。

 

お次にごま餅。これも美味しかった……何ならづんだより好みだったかも。

ごまの濃厚な香りとづんだに比べてしっかりとした甘さが感じられて、甘いものを食べた満足感がとてもある。

最後に胡桃を食べたのだが、これはちょっと想像と違ったかな。なんかマスカットみたいな爽やかな香りがして、これはこれで美味しいけど胡桃ってこんな感じだっけ?

と脳がバグった。友人も同じ感想だったが、隣のテーブルでは胡桃が大絶賛されていたので美味しい事には間違いない。

 

人気店なので並ぶかと思ったけれど、平日の昼過ぎだったせいかすんなり店内へ入れて幸運だった。あまりに美味しかったので持ち帰ろうかと思ったが、お餅が固くなってしまうので3時間くらいしかもたないらしい。和菓子あるあるを前に、後ろ髪を引かれながら退店。

 

実はこちらのお店に伺う前に、三越を通りがかったので時間潰しがてら寄り道していたのだけれど、その中にとても素敵な喫茶店があった。

フルーツを売りにしているらしく、パフェやアフタヌーンティなど魅力的すぎるメニューの数々に、ずんだよりこっちにする?という意見が出る程。

結局やはり名物は抑えておこうと先にずんだを食べに行って、お腹に余裕があればこちらにも伺うという事で決着。

村上屋さんを出てお互いの腹具合を確認し、いざ喫茶店へ舞い戻る事に。

 

どうやらこのイタガキさん、仙台のご当地青果店らしく、果物売り場でよくお名前を見かけた。青果店さん直営のフルーツサロンなんて絶対美味しいやつやん……

 

パフェにするかフルーツサンドにするかフレンチトーストにするかと迷いに迷った挙句、とち狂ってアフタヌーンティーセットを注文。友人はイチゴパフェ。

だってさ、都内で3段のちゃんとしたアフタヌーンティーセットをいただこうとしたら、5,000円~6,000円はするやん。ホテルだと8,000円とか9,000円はざらじゃん。

それがこちらでは3,000円弱なんだよ。価格破壊。頼むしかない。これは抗えない。

 

満を持して登場したティーセット。美しい……これだよこれ!!!

友人に「本当にこれ食べるの?」と若干心配されながらまずは3段目のサンドイッチを。

 

伝統的なキュウリのサンドイッチにサーモンのサンドイッチ、ポテトグラタン、キャロットラペ。

どれもすごく美味しかった。フルーツの専門店なのにお料理も美味しいなんて困ってしまう。

 

続いて2段目。本来ならばスコーンのお皿だが、フルーツサロンらしくフルーツサンドと果物の盛り合わせ。

本領発揮とばかりに美しく盛り付けられた果物たち。普段は果物なんてバナナくらいしか食べられないから、美味しい果物を沢山食べられるのは嬉しい。

マンゴーが特に素晴らしく美味しかった。これ本当に果物?自然界に存在するの?

 

フルーツサンドも美味しかった。ケーキと違ってパンに塩気があるからかな、生クリームがたっぷりでもけっこうさっぱりと食べられる気がする。

写真だと奥まっていて見えにくいが、果物のゼリーもあってこちらも美味しかった~

ゼリー自体は多分シャンパンと砂糖くらいのシンプルな味で、それが果物の美味しさを引き立てていた。

 

最後の砦、1段目。

小さなケーキが8個乗っている。カップに入っているのはヨーグルトと果物。

どれもほんの一口で食べられるサイズなので、食べ終わってしまう悲しみを感じつつもペロリと感触。

ダークチェリーが入っているタルトとイチゴのショートが特に好きだった。

プチシューも美味しかったな。

 

これで紅茶がポットで付いて2,970円は素晴らしい。

綺麗に完食したら友人にこれも撮っておけと言われたので。

パフェもワンチャンあるかと一瞬思ったけど、夕食が食べられなくなりそうなのでやめておいた。

店内ではご婦人方がゆっくり談笑していて、おそらく半分以上はこのアフタヌーンティーを頼んでいたと思う。

イチゴパフェもふんだんにイチゴが入っていて1,500円くらいだったので、近所にあったら絶対通ってしまう危ないお店。

 

流石に満腹になり、駅前の商店街をウロウロしたりパルコに入ったりしながら時間潰しと小腹空かせ。パルコにまさかのガンダムベースが入っていて、かつ好きなキャラクターのポップアップストアもあって大興奮。

 

SEEDのガンプラが結構あったけどバクゥが無くて残念…

やっぱりガンプラ沢山並んでるの見るとめちゃめちゃテンション上がる~

 

友達に教えてもらってから好きになったキャラクター。

可愛い絵柄でシュールな作風に弱い。ちいかわしかり。

 

そんなこんなで17時になったので、お目当ての居酒屋さんに向かうも、予約でいっぱいらしく断念。やはり予約を取っておくべきだったか……

ちなみに行きたかったお店はこちら。

なら仙台駅の牛たん通りで牛たんでも食べて帰るかと駅に戻る。

牛たん通りはどこも並んでいるので、どうせ並ぶなら行ってみたい有名店にしようと、たんや善次郎さんに並んでみる。

 

駅前通り店では70組待ちだったが、駅中のこちらは70組よりは少ないように見えたので。

しかし10分程並んでみて、もう弁当を持ち帰って新幹線で食べればよくない?となり、お店の方にお弁当を注文。1時間弱かかるようなので、それまで駅の土産屋さんをぷらぷらと見回ってみる。

牛たんジャーキーが日持ちもするし美味しそうだしいいなぁと思い、お土産屋さんのものより善次郎さんのものが一番美味しそうだったので、結局お弁当の受け取りの際にジャーキーも一緒に購入。

 

新幹線の時間まで駅中の綺麗な居酒屋さんで1杯だけゆっくり飲んで時間潰し。

出汁が売りのお店らしく、出汁に入った湯豆腐にテーブル設置のかつおぶしを自由にかけて食べるのが美味しかった。

 

そうこうしていたら時間になり、20時半の新幹線に乗って東京へ戻る。

行き程ではないけど、やはり乗車時間が短かった。

席に着いてすぐにお弁当を開封

 

わぁ~……!

厚切りの牛タンが6枚!脇にはいぶりがっこ、牛タンのしぐれ煮、青唐辛子の味噌和え。

牛タンのこの独特のコリコリした食感って本当に癖になる。脂が少ないのも嬉しい。

牛の舌をこんなに美味しく作ってしまった罪深い神様、さぞや牛たちには恨まれている事だろう。

付け合わせの面々も美味しかった、唐辛子は結構辛くてヒーヒー言っていたが。

 

前日はバーの仕事が残業でタクシー帰り、そこからお風呂と洗濯をしていたら寝たのが4時前くらいになってしまったので、行きも帰りも新幹線では爆睡だった。

一日中美味しいものを食べ尽くした仙台旅行、めちゃ楽しかったな~!!!

観光したい人からしたらふざけた行程だったけど、同じ価値観を持つ友人と一緒に行けて良かった。そもそも仙台って観光するとこ無いし

こういうお得な切符、これからも是非発売してください頼みますJR東日本さん!

 

 

ちなみに仙台旅行に行った日、会社では桜餅が配られていたらしく、何気に楽しみにしていたのでちょっぴり切ない気持ちになったという後日談あり。

来年行くなら雛祭りの時期は外して行こう。

年を取る楽しみ

先日、また一つ年を取った。
周りの大人たちは「年を取ったら誕生日なんて嬉しくないよ~」なんて言っているけれど、私はいまだに誕生日が近づくとワクワクしてしまう。
何なら子供の頃よりも楽しみにしているかもしれない。

学校に通っていた頃は、誰かの誕生日の情報は当たり前に共有されてお祝いしあっていたけれど、社会人ではそうはいかない。
だからこそ、今までの職場で親しくなった人たちや、昔からの友達から「おめでとう」が届くと、忙しい毎日の中で自分の事を思い出してくれたんだなと嬉しくなる。

今年は会社の忘年会と同じ週に誕生日があった。
忘年会の最中に、今年入社の方から「おいくつなんですか?」と聞かれ、「実は今週金曜で〇才になるんですよ~」とおちゃらけて返したら、当日その方からお祝いの言葉と共にお菓子をもらった。
そしてそのやり取りを見ていた別の方からお菓子をもらい、そのやり取りを……とどんどん伝染して、最終的にちょっとしたお菓子富豪になってしまった。ありがたい。
いただいたものの中にカットケーキが2つあったので、次の日の朝ご飯にしようとホクホクしながら飲み会に繰り出したら、翌日ケーキの箱だけが2つ、ゴミ箱に捨てられていた。
どうやら酔っ払った私が飲み会から帰宅してすぐに食べてしまったらしい。全く記憶に無いが、酔っ払ってご機嫌な私はきっと美味しく食べたのだろうと信じたい。

京都に住んでいる友達とは、毎年プレゼントを贈りあっている。
今年は私が大好きなミュシャのパッケージのメイクパレットと、3Dウッドパズルをもらった。
3Dウッドパズルは、この友達と高松に行ったときに雑貨屋さんで見かけて、買おうか迷ったけど荷物になるしと泣く泣く見送ったもの。
あまりにも私の事を分かってくれすぎているプレゼントに感動して、勢いで電話してしまった。
ケーキを2つ食べたことすら覚えてない酔っ払い具合だったけど、ちゃんと感謝の気持ちを伝えられたと信じたい。

ちなみにウッドパズル、かなり難しかった……
この手のやつは、ちゃんとヤスリを使って綺麗にはめ込んでいかないと駄目だな。
私がゴリラすぎて破壊してしまったパーツもいくつもあるけど、ぱっと見は完成品ぽいものが出来て良かった。

翌日はお台場で遊んだ。
12月のお台場は毎週土曜に5分間花火が上がるのだ。
日頃から夏より冬の花火の方が絶対綺麗に見えるし待ってる間も辛くないのにな~と思っている私は、この情報を知って飛びついた。

スマホのカメラで花火を綺麗に取るのは無理だと悟る。
花火は19時からで、よく見えそうなスポットに丁度スタバがあったので注文したものの、皆考える事は同じでドリンク待ちは長蛇の列。
ハラハラしながら並んでいたら、18時57分に受け取り完了。外に出てすぐ花火が始まり、すべてのタイミングが完璧だった。
スマホで思い出を残すのは早々に諦めて、5分間しっかり冬の花火を自分の目で堪能。
来年もまた行きたい。

お台場にはこやつがいる。ユニコーン未視聴だけどめちゃめちゃかっこいい……

夜の光ってるこやつもかっこいい!!!
来年の1月にSEEDの映画があるので、今アマプラで一生懸命SEEDとDESTINYを視聴している。

ガンダムベースにも行ったのだけど、何かイベントをやっていたらしく入場制限がかけられており、30分待ちだった。
まあせっかく来たし!と並んだら、ほんの10分ちょいで入れたので拍子抜け。
色んな展示されているガンプラを見て、欲しい!と思ったやつがいくつかあったのだけど、何故かどれも店頭に在庫が無かったのでビックカメラで注文した。
ウッドパネルの反省を活かし、ちゃんとプラモデル用の工具も買ったので頑張って綺麗に作りたい。

また来年も、楽しく年を取れますように。

寿々屋@神田

私の職場には私のような酒好きはあまりいない。
そんな中で珍しくお酒好きで平日もよく飲みにいっている方がいて、その方から色んな駅のオススメの居酒屋をよく教えてもらっていた。
そんなオススメリストの中でも一番気になっていたお店に、その方含めた複数人で行く事に。

https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13006328/

こちらのお店の面白いところは、メニューが無くてお店にお任せになる点だ。
予約時に大体の予算を伝えておくと、その中で飲み食い出来るようにお店が手配してくれるらしい。
そんなお店なので、ある程度の人数で行った方が面白いだろうとなり、私含め6人でお店に伺った。

お店に入ると、想像していたよりずっと広めの店内。
そして18時に伺ったのに既に宴もたけなわといった様子の飲み会がちらほら行われており、店内はほぼ満席。
バイスサワーやホッピーのポスターが貼られているので、これらは扱っているのだろうと分かるが、お酒に関してもメニューは無い。
生ビールやハイボール、焼酎などの一般的なメニューは一通りある印象だ。

まずはポテトサラダ。
この前にいぶりがっこが提供されていたが、写真を取り損ねた。
このポテトサラダ、口コミで見て食べたいと思っていたのでテーブルに乗った瞬間大興奮。
私は色んな食材がごっちゃになっているものがあまり好みではない。
八宝菜とか五目○○とか、そういう皆が大好きなやつを見てもテンションが上がらない。
なのでポテトサラダもほぼじゃがいもで構成されているタイプが大好きだ。
だからハムを細かく切ったものを混ぜてあるよりも、こんな感じでドーンと別添えにしてあったりするとめちゃくちゃ嬉しくなってしまう。
見た目は可愛らしい感じだが、自販機で売ってるボトルタイプのコーヒー缶くらいの体積がある。

そして刺し盛。
6人前とはいえ、この迫力は圧巻。何から食べようかな~なんてワクワクしていると……

まだ出てくるんかい。
刺身が出て来たなら今飲んでるハイボールから日本酒に移行したい、確か入口の脇の冷蔵庫に日本酒があったから、何があるか見てこようと席を立つ。
冷蔵庫を眺めてみると酔鯨があったので、これにしようと振り返るといつの間にかこの会の発起人が。
どれ飲む?と聞かれて酔鯨と答えると、何と冷蔵庫から瓶ごと取り出してホールのお姉さんに「これ持ってくよ~」なんて声をかけている。
え、そういうのアリなのか……めちゃくちゃ良いじゃん……

刺身と日本酒にご機嫌で舌鼓を打っていると、またすごいのが運ばれてきた。
いわしの明太焼きらしいのだが、いわしってこんなに大きかったっけ???
そして挟まっている明太が赤い。お弁当に入ってるタコさんウインナーより赤い。
こんな真っ赤な明太で強制的に子持ちにさせられたいわし、不憫だが美味い。

どこまで最高なんだ?と唸ってしまうエビフライ。
これもデカい。北斗の拳で「こんなデカイババアがいるか!」という名台詞があるが、同じテンションで「こんなデカいエビがいるか!」と叫びたくなる。
よくある衣が分厚くてエビが半分くらいしかいないタイプではなく、しっかり食べ応えのあるエビが中からお目見えしてくれる。

そして締めはオムレツ。もちろんこれもデカい。
下の黒霧島は大きさの比較の為に一緒に撮れと会社の人が置いたもの笑。
ひき肉がはいっている、大人も子供も大好きなオムレツ。
会社の人はもうお腹いっぱいだったみたいで、半分くらい私が食べた気がする。
ちなみにエビフライも2本食べたしいわし明太も2匹食べた。

最後にシャインマスカットがデザートに出て終了。
料理の量と質にも驚かされたが、更に驚いたのは予算の中にお酒も組み込まれていた事。
途中黒霧島のボトルを注文したら、ホールのお姉さんから「ここでストップです~」と声をかけられて判明した。
今回は飲みニケーションを推奨している弊社のトップから飲み代をいただいたので、予算が具体的にいくらだったのかは不明なのだが、多分6,000円前後だったと思う。

早い時間から賑わっているのも納得の、とても楽しいお店だった。
ご馳走様でした!

アレルギー検査の結果

先日、近所の耳鼻咽喉科で採血に2度失敗されつつもアレルギー検査をしてきた。

今回行ったのは特異的IgE抗体検査というもの。
それぞれのアレルゲンに対するIgE抗体の測定値が0~6までの7クラスに分類される。
0は陰性、1は偽陽性、2~6は陽性というわけだ。

私はスギとダニが3、ヨモギハウスダストが2だった。
春に花粉症に苦しんだ覚えがないのでスギは意外だったが、室内でのアレルギー要因が2つあるのには納得。
空気清浄機は寝る時だけつけていたけれど、これからは在宅中はつけっぱなしにしておこう……
布団クリーナーの購入も考えたけど、乾燥機と合わせて使わないとあまり意味がらしいし、そうなると絶対3回くらい使ったら面倒でしまい込んでその内断捨離する未来が見えたのでやめた。

ちなみに今日は会社の健康診断。
今まで検査結果が悪かった事は無いが、今年の結果も健康でありますように。