たまに食事をご一緒させていただく職場の方（今後もブログに登場する可能性があるので、Nさんと呼ぶ）にお誘いを受け、人形町にある洋食屋さんへ。
どうやらお仕事絡みでの来訪らしく、別業種のご友人との食事に私が混ざらせていただく形。
何故…？いいのか…？と思いつつも、お店の名物であるビーフカツレツを見てしまっては退くわけもなく、ホイホイご相伴に預からせてもらった。
人形町、丈参という焼鳥屋さんが好きで何度か訪れた事があるが、コロナ以降降り立つのは初。
今調べてみたら、なんと北海道のすすきのに移転していた。
そよいちさん、駅からは近いが路地裏にあり、そこにお店があると知らなければ中々見つけられない場所。
1日10食限定のカツカレーやメンチカツにも惹かれたが、ここは初志貫徹してビーフカツレツを注文。
ちなみにNさんは上記の限定メンチカツ（ラス１だった）、ご友人は私と同じビーフカツレツ。
まず、カツがめちゃくちゃ大きい。洋食屋さんらしい、千切りキャベツとマカロニサラダの付け合わせ。マカロニサラダ好きなので嬉しい。
そしてご飯と、なんと豚汁がつくのである。松屋ならプラス180円かかる豚汁がデフォルトなのである。ちなみに松屋で豚汁を食べた事は無い。
肉の焼き加減はレアが至高派の私に刺さる、ピンクの断面。
ソースは中濃とウスター、あとは醤油もある。関西出身の私は迷わずウスターで。からしは別添えなので苦手な方も安心。私はたっぷりつけて頂く。
実は人生で初めてビーフカツレツなるものを食べたのだけれど、トンカツとはまた違う美味しさ。
カラッと挙がった衣のさくさく感を楽しんだ後、噛み締める毎に牛肉の旨味が口の中に広がる。
トンカツに比べると薄いんだけど、旨味が強いのでこれで丁度バランスが取れていると思う。
提供されたとき、デカいな！と思ったけどスルスル食べられる。むしろ足りない。
やっぱり揚げ物を揚げ立てホヤホヤで頂くのは最高だ。
あと、付け合わせのマカロニサラダがすごく美味しかった！こう言ってはなんだが、メインの料理が美味しいのはある程度予測しているので、こういう伏兵が潜んでいると嬉しくなる。
豚汁は具は正直少な目だったけど、ごぼうと豚の美味しい出汁はしっかり出ていて、何より赤だしだったのが嬉しい。これはもしかしたら好みは分かれるかもしれない。
アスパラにマヨネーズをつけていただくというシンプルイズベストな食べ方。
これも美味しかった。
お店は内装が綺麗で明るく、調理を一手に担う女将さんの動きがカウンターで見られて、待ち時間（大してない）も目に楽しいお店。
帰る頃には待ち客も出ている程の繁盛っぷり。
私が入店する前、お向かいにあるお店がお弁当を注文していたのを見るに、地域に愛されたお店なんだろう。
隣の方が食べていたポークソテーも美味しそうだったので、また訪れてみたい良いお店でした。ご馳走様でした！
