呑んべんだらり

三度の飯と酒が好き

寿々屋@神田

私の職場には私のような酒好きはあまりいない。
そんな中で珍しくお酒好きで平日もよく飲みにいっている方がいて、その方から色んな駅のオススメの居酒屋をよく教えてもらっていた。
そんなオススメリストの中でも一番気になっていたお店に、その方含めた複数人で行く事に。

https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13006328/

こちらのお店の面白いところは、メニューが無くてお店にお任せになる点だ。
予約時に大体の予算を伝えておくと、その中で飲み食い出来るようにお店が手配してくれるらしい。
そんなお店なので、ある程度の人数で行った方が面白いだろうとなり、私含め6人でお店に伺った。

お店に入ると、想像していたよりずっと広めの店内。
そして18時に伺ったのに既に宴もたけなわといった様子の飲み会がちらほら行われており、店内はほぼ満席。
バイスサワーやホッピーのポスターが貼られているので、これらは扱っているのだろうと分かるが、お酒に関してもメニューは無い。
生ビールやハイボール、焼酎などの一般的なメニューは一通りある印象だ。

まずはポテトサラダ。
この前にいぶりがっこが提供されていたが、写真を取り損ねた。
このポテトサラダ、口コミで見て食べたいと思っていたのでテーブルに乗った瞬間大興奮。
私は色んな食材がごっちゃになっているものがあまり好みではない。
八宝菜とか五目○○とか、そういう皆が大好きなやつを見てもテンションが上がらない。
なのでポテトサラダもほぼじゃがいもで構成されているタイプが大好きだ。
だからハムを細かく切ったものを混ぜてあるよりも、こんな感じでドーンと別添えにしてあったりするとめちゃくちゃ嬉しくなってしまう。
見た目は可愛らしい感じだが、自販機で売ってるボトルタイプのコーヒー缶くらいの体積がある。

そして刺し盛。
6人前とはいえ、この迫力は圧巻。何から食べようかな~なんてワクワクしていると……

まだ出てくるんかい。
刺身が出て来たなら今飲んでるハイボールから日本酒に移行したい、確か入口の脇の冷蔵庫に日本酒があったから、何があるか見てこようと席を立つ。
冷蔵庫を眺めてみると酔鯨があったので、これにしようと振り返るといつの間にかこの会の発起人が。
どれ飲む?と聞かれて酔鯨と答えると、何と冷蔵庫から瓶ごと取り出してホールのお姉さんに「これ持ってくよ~」なんて声をかけている。
え、そういうのアリなのか……めちゃくちゃ良いじゃん……

刺身と日本酒にご機嫌で舌鼓を打っていると、またすごいのが運ばれてきた。
いわしの明太焼きらしいのだが、いわしってこんなに大きかったっけ???
そして挟まっている明太が赤い。お弁当に入ってるタコさんウインナーより赤い。
こんな真っ赤な明太で強制的に子持ちにさせられたいわし、不憫だが美味い。

どこまで最高なんだ?と唸ってしまうエビフライ。
これもデカい。北斗の拳で「こんなデカイババアがいるか!」という名台詞があるが、同じテンションで「こんなデカいエビがいるか!」と叫びたくなる。
よくある衣が分厚くてエビが半分くらいしかいないタイプではなく、しっかり食べ応えのあるエビが中からお目見えしてくれる。

そして締めはオムレツ。もちろんこれもデカい。
下の黒霧島は大きさの比較の為に一緒に撮れと会社の人が置いたもの笑。
ひき肉がはいっている、大人も子供も大好きなオムレツ。
会社の人はもうお腹いっぱいだったみたいで、半分くらい私が食べた気がする。
ちなみにエビフライも2本食べたしいわし明太も2匹食べた。

最後にシャインマスカットがデザートに出て終了。
料理の量と質にも驚かされたが、更に驚いたのは予算の中にお酒も組み込まれていた事。
途中黒霧島のボトルを注文したら、ホールのお姉さんから「ここでストップです~」と声をかけられて判明した。
今回は飲みニケーションを推奨している弊社のトップから飲み代をいただいたので、予算が具体的にいくらだったのかは不明なのだが、多分6,000円前後だったと思う。

早い時間から賑わっているのも納得の、とても楽しいお店だった。
ご馳走様でした!