呑んべんだらり

三度の飯と酒が好き

松屋となか卯のうなぎ食べ比べ

先日の丑の日。
例年は特にうなぎを食べる事も無くスルーしていたのだが、今年はやけに牛丼チェーンのうな重(うな丼)食べ比べのネット記事がスマホに流れてきて、どうにもうなぎの口になってしまった。

幸いにも、家の近所には松屋吉野家すき家なか卯全て揃っている最強の牛丼チェーン布陣が敷かれているので、お店は選び放題。
今回は味に定評のあるイメージの松屋と、牛丼チェーンの中では少し我が道を行くイメージのなか卯にしてみた。

なんとなく豪華に見えなくもない

という訳で、松屋でうなぎコンボ牛めしなか卯うな重を購入。
松屋牛めしコンボにしたのは、どうせなら久々に牛めしも食べたいと思ったから。

まずはなか卯うな重

錦糸卵好き

他のチェーンと違って錦糸卵が乗っている。
うなぎが小さいのを誤魔化す為だ!とか言っている人もネットで見かけたけど、私としては錦糸卵好きだし茶色一色より黄色が入った方が見栄えも良いし大歓迎。
味は、思っていた以上に美味しい。うなぎはふっくら柔らかくて変な臭みとかも無く、ご飯にもタレが沁みててお箸がどんどん進んだ。ただ、強いて言うなら皮の存在感が結構強かったかも。
これで880円なら十分じゃなかろうか。
そう言えば、うなぎは関西と関東で調理方法が違うけれど、こういう全国チェーンで出すうなぎもどん兵衛みたいに関西と関東で違ったりするのかな?
もし統一だとするとやはり関東寄せなのだろうか。
関西と関東でうなぎの食べ比べもしてみたいな。

余談だが、なか卯うな重を買いに行った時、受け取りカウンターの近くの席で採用面接が行われていた。
面接官はおそらく20代の若い女の子、応募者は50代か60代の男性で、何となく気まずくて早くうな重来ないかな~~とそわそわしながら待っていた。

閑話休題
続いて松屋のうな牛コンボ。

お腹空いてくる組み合わせ

なか卯を先に食べていたのでご飯を減らした為、ちょっと貧相に見えるが勘弁して欲しい。
松屋は錦糸卵が無い代わりに大根の漬物が付いていて、更にタレが別添えだった。
その分もともとご飯にかかっているタレはほぼ無い状態だが、食べる人が好みに応じて調節できるのは良いと思った。

肝心の味は……好みかもしれないが、美味しい!とはならなかった。値段の割にということなら十分なんだろうけど、なか卯が期待以上の美味しさを提供してくれたので、どうしてもあと一歩及ばずという感想になってしまう。先に松屋を食べていたら印象が違ったかもしれない。
なんかちょっとうなぎが固かったし、タレの味もなか卯の方が好みだった。
あと、これは完全に私のチョイスミスだけど、牛は不要だった笑。

うなぎを昼にお腹いっぱい食べ、残したご飯は、うなぎのタレで作る卵かけご飯with納豆にして食べた。
大きな声では言えないが、正直うなぎのタレ卵かけご飯がこの日一番美味しかった……うなぎに関わる全ての方々、申し訳ありません。
学生時代のバイト先に、うなぎは嫌いだがうなぎのタレご飯は大好きという子が何人かおり、その時はうなぎあってのタレご飯じゃん~と思って笑っていたが、今はちょっと分かる。タレご飯美味しすぎる。

などと言いつつも、来月の二の丑にはどこのうなぎを食べようかな~なんてネットで検索している辺り、私も平賀源内の手の平でコロコロ転がされている日本人の一人に過ぎないのだ。